電球はどのW数が良いかというご質問をよくお受けします。
お部屋の広さや家具の配置によって提案する電球は変わりますが、目安として何かあれば良いなという思いから、検証したいと思いました。
電球交換を簡単に解説!した記事
LED電球・明るさとメーカーの比較記事
- 東芝ライテック LED REAL 全方向タイプ 40W形(485ml)
- 東芝ライテック LED REAL 全方向タイプ 60W形(810ml)
- 照度計
- うちの展示会のDM
・カメラを同じセッティングにして、写真を撮り比較します。
・照度計でルクス(照度・lx・Wikipedia)を電球から90cmと1.8mで測ります。
※ルクスについての私見は下の方でまとめています
・作業場の一角で、広さは4.5畳
・壁は、白色・グレーの遮光カーテン
・他の壁2面は棚で埋め尽くされている
反射で得られるはずの明るさが普通の部屋よりは少ないかと思います。条件はかなり悪いので、実際に普通の環境だと、これより悪くはならないかと思います。
東芝のLED電球は、40W形と60W形で形はほぼ一緒です。
(私の個人的な好みで東芝のLEDを使用しています)
今回4.5畳のスペースで検証しましたが、個人的な感覚だと、40W形はちょっと暗いか丁度良いくらいで、60W形だと適正な明るさという感じのイメージでした。
60W形の方は少し眩しさを感じました。
ダイニングテーブルへ照明を設置する場合、テーブル上面から60~80cmにシェード底面というのがセオリーなので、電球の位置は90cmとしました。
- (左) 40W形 90cm 約74lx
- (右) 60W形 90cm 約132lx
印象としては、どちらも文字は読めますし、カラーの視認性も良いと思います。
写真では60W形の方が明るく読みやすい感じに見えますが、比較しているからそう見えるだけで、40W形の方も普通に読めるレベルだと思います。
何かをしようとするときに、照明からかけ離れた場所・部屋の隅の作業は除外しています。ベッドに寝転んで…くらいの距離でしょうか。
- (左) 40W形 1.8m 約22lx
- (右) 60W形 1.8m 約36lx
かなり数値が下がりました。40W形の方は読めるけど読みたくはないというレベルです。もう少し離れると厳しいです。作業などをするには不向きな明るさと言えます。
60W形の方は、暗く見えますが読めると思います。カラーもきちんと確認できて、問題はないような気がします。ただ、もう少し離れると、読みたいとまでは思わないかもしれません。
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よくある状態の照度を測ってみました。
これはそこまで厳密には測ってないので、大らかな気持ちでご覧ください。
(照度計は角度を変えたりすると過敏に反応するのでだいたいで測りました)
- LEDシーリングライト12畳用 明るさ最高 2m 約350lx
- LEDシーリングライト12畳用 明るさ最低 2m 約25lx
- 自然光 朝 南向き窓から2m テーブルの上 約120lx
- 自然光 昼 南向き窓から2m テーブルの上 約200lx
- 学校の教室 300lx以上(基準で決められているらしい・測ってません)
なんとなく300lx以上確保というのが理想という風潮です。ただ120lxでも全く問題なく明るく感じます。明るさの調節できるLEDシーリングライトも中間の明るさで125~150lxだったので、普通の部屋などはそのくらいの明るさがあれば問題ないような気がします。
キッチンなど細かい作業をする場所などは200lxほどの明るさがあった方がやりやすい環境になると思いますので、目的に応じて調整は必要になると思いますが、本を読む程度の生活するという面ではそこまでの明るさは必要ないように感じました。
2020年時点で、LED電球はかなり安くなったように感じます。
※2021年1月現在、東芝はほぼ新製品が出ていない状況です。記事下に「オススメのLED電球を」載せております。是非ご覧ください。
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オススメの電球の条件
- 全方向タイプ(灯りの角度が260°以上)
- 国内主要メーカー
- 実際に私自身が購入して試したもの
すっごくオススメ。パナソニック新製品「プレミアX」・新色の温白色・Ra値90の高演色・5年保証
すっごい安いけど、ちゃんと5年保証付きです。色は電球色でもちょっと白い。(気にならない程度です)
状況は限定されるけど、良いやつを探すのが面倒な電球。掲載する商品絞るの難しかったです。
オススメの電球の条件
- 全方向タイプ・広配光タイプ
- 国内主要メーカー
- 実際に私自身が購入して試したもの
2020年の後半に発売したばかり。まだちょっと価格が…というところ。性能は前型プレミアよりもかなり上がっていて、進化の感じられる「X」。新色の温白色・Ra値90の高演色・5年保証。すっごくオススメ。
必要十分な性能と信頼性。前型ですが、型落ちなんて気にせず使っていいと思います。温白色はありません。当然5年保証。
とにかく安さ重視で、ある程度信頼性を確保したい。性能面では妥協できる。そんな方にはオススメです。いや、性能面とか偉そうに言ってますが、普通には気付かないレベルなので、基本的には問題ないです。
これらは私は使ったことないです、すみません…。でも失敗はしなさそうかなぁ…というのを集めました。
アイリスのフィラメント風のLED電球はナカオランプの展示でも使用していますが、結構可愛らしくて好きです。
[…] ナカオランプのブログ記事⇒LED電球 40Wと60W・明るさの違いを比較! […]
[…] LED電球 40Wと60W・明るさの違いを比較! […]
[…] LED電球比較記事⇒LED電球比較①「40Wと60Wの明るさの違いを比較!」⇒LED電球比較②「100Wと60Wの明るさの違いを比較!」⇒LED電球比較③「電球メーカー3社を比較します(40W型の電球)」 […]
[…] ⇒LED電球比較①「40Wと60Wの明るさの違いを比較!」⇒LED電球比較②「100Wと60Wの明るさの違いを比較!」⇒LED電球比較③「電球メーカー3社を比較します(40W型の電球)」 […]