木製ランプシェードを製作しています。ブログでは製作に関することだけでなく、照明全般を扱って解説記事にしていきます。電球記事はわりと手間をかけているので、良かったら複数読んでみて頂けると嬉しいです。
照明を作ってネットで売っていますが、地元のお客様だと直接会って新築のプランと同時進行で照明計画をご相談頂くこともありますし、遠方のお客様だと図面を送っていただきご相談いただくこともあります。
そうやって新築やリノベーションの現場も含めて、ルームクリップとかインテリア雑誌なんかでも「斜め天井（傾斜天井）」って意外と多い気がするんですけど、どうでしょうか。
照明屋なので、斜め天井の際に気になるのは、ペンダントライトのコードのこと。
斜め天井（傾斜天井）にそのまま設置すると、当然斜めの分コードが曲がります。
都合良く斜め天井はありませんので、手で斜めにしてみました。
だめです、絶対ダメ。コードが丈夫そうでも駄目です。
新品のコードなので、まだまだハリがありますけど、1年・2年と使っていくと、引っ掛けシーリングってシンプルな構造なので、この丸打ちコード（白いコード）の丈夫なはずの白い織りの被覆が取れて電線が剥き出しになり、重いランプシェードだと切れて落ちる…というようなことになります。
斜め天井でも設置できます的な甘い言葉の照明器具がたくさん売られていますが、そんな狭い範囲からわざわざ選ばなくて大丈夫！
きちんと対応した天井器具を買って付ければ大幅に選択肢が広がります！
- 傾斜天井用引っ掛けシーリング・傾斜天井用フランジ（フリンジ）
- コードハンガー
ごめんなさい。結構実際にこういうグッズは購入して試すのですが、斜め天井が実際にないのと、出番の少なさ…で、購入は断念しました。
傾斜天井用引っ掛けシーリングとフランジ、これは同じものを指します。メーカーによって呼び方が違うみたいです。
結構本物は重量もあって、実際に設置すると安定感と高級感が出るので、こだわりのスペースには非常にオススメです。引っ掛けシーリングと同じで5kgまで大丈夫な点も良いですね。
賃貸で対策されてなければ、言えば付けてくれそうな気もしますがどうでしょうか。
基本的にこの取付作業は…
自分でやるのは駄目です。専門の業者さんに頼みましょう。
今施工中だよという方は急いで確認です！電気工事の職人さんによっては斜め天井の照明器具の対応を知らない方がいます。過去に2回ほど斜めなのに普通の天井用引っ掛けシーリングがそのまま付いてて直してもらったことがあります。ネット販売中心の私が気付いただけで2回なんで、結構あると思いますよ。仕上がりの美しさも違いますのでね…。
探せば白・黒はあると思います。
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こっちは自分でやってOKです！！
そして激安です。ただ、穴は開きます。
何回も設置作業したことありますので、作業工程をね…
作業工程
ペンダントライトのコードを長くして、引っ掛けシーリングから電源をとって、コードをコードハンガーで固定して、コードハンガーからシェードを垂らす。
言葉で表現するの難しくて・・・
写真を撮って…合成…画像を作ろう…
まぁ大人ならこんな感じになるってわかれば作業できるレベルです。
ネジ（細くはない）をグリグリやる必要があるので、最低限の穴は開きます。それでも作業内容はDIYというには簡単な内容だと思います。ちょっとペンダントライトの位置を動かしたいという時にも使えますしね！
こちらも白・黒あると思います。
斜め天井には使えません。けど、ペンダントライトの位置を調整するのに最も美しく仕上げられる方法なので、一応紹介しておきます。
ペンダントサポーター！
詳しくは、Amazonなどでも見てください…基本システムはコードハンガーと同じです。
斜め天井（傾斜天井）には、やはり…
傾斜天井用引っ掛けシーリング・フランジをオススメします。
コードハンガーを使うと、コードを伸ばさないといけません。たぶん100cmでは足りないと思うので、150cmとか必要だと思います。海外製のランプシェードでよくある「なんか知らんけどコード150cmくらい付いてるよ」という方なら良いですが、コード伸ばすの結構高いです。5000円とかするところもあります。ナカオランプなら1500円です。
なら、最初からスッキリ斜め天井用を買ってしまうのが経済的かつスマートな答えじゃないかと思います。
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